Ledger Nano Sの予備は必要なのか

Ledger Nano Sをはじめ、ハードウェアウォレットの弱点としてよく
「壊れたときにすぐには暗号通貨を取り出せなくなる」というものが挙げられています。

多くのハードウェアウォレットは24個のリカバリーシードさえ覚えておけば、
新しいハードウェアウォレットに資産を復元できるんですが、
品薄なのですぐに新しい端末を購入できるとは限りません。

だから予め予備含めて2台とか買っておくことが推奨されたりしてますよね。

ただここで注意点があります。
実は資産を復元する方法は「新しいハードウェアウォレットを買う」だけではありません!

Ledger Nano Sは24個のリカバリーシードを用いており、
HDウォレットの規格として以下に準拠しています。

・BIP39 wordlist,
・BIP32 (Hierarchical Deterministic wallets specifying a generic key derivation method)
・and BIP44 (specifying how the keys are derived) standards.
(引用:http://support.ledgerwallet.com/knowledge_base/topics/how-to-restore-my-backup-without-a-ledger-wallet

上記サポートページでは同じ規格を採用するウォレットとして以下が挙げられています。
有名ハードウェアウォレットであるTrezorも挙げられていますね。

Ledger Nano
Ledger HW.1
Ledger Nano S
Ledger Blue
Multibit HD (desktop)
Mycelium (smartphone)
Bither (smartphone and desktop)
Coinomi (smartphone)
MyEtherWallet
MyTrezor

このうち、以下はデスクトップウォレット、スマホのウォレットアプリ、Webウォレットです。

Multibit HD (desktop)
Mycelium (smartphone)
Bither (smartphone and desktop)
Coinomi (smartphone)
MyEtherWallet

つまり、これらのウォレットを用いれば、資産の復元のため
わざわざ新しいハードウェアウォレットを買う必要はないわけです。

もちろんその後もハードウェアウォレットを使用するのがお薦めですので、
なるべく早く買い直すに越したことはありません。

ただし、ハードウェアウォレットでないウォレットでリカバリーシードを入力するときは、
必然的にパソコンやスマートフォン上で入力する必要があるので、
キーロガー等が仕掛けられているとリカバリーシードを盗まれてしまいます。

なので、どうしても一時的にハードウェアウォレットではないウォレットで
リカバリーシードを用いて資産を復元した場合は、
もうそのシードは使わないほうがいいでしょう。

新しく購入したハードウェアウォレットで新しい暗号鍵を生成し、
すべてのコインを送金するべきだと思います。

長々と説明してきましたが、そんな面倒なことをするくらいなら
やはりハードウェアウォレットは予備を購入しておくことをお薦めします。

Ledger Nano Sを公式HPで購入する場合、
2台購入すれば送料を含めても140ユーロです。
https://www.ledgerwallet.com/products/ledger-nano-s

Amazonでは定価でも1台約9000円しますし、
まだまだ品薄なので、公式HPで購入するのがいいでしょう。

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みなさんもハードウェアウォレットで安全に暗号通貨を保管しましょう!